7月26日から9月2日までミキモト本店にて開催していました「The Eyes and Hands—クラフツマンの感性—」へ。
伺った日は午前中棚卸しだったそうで、予定していた時間には入れませんでしたが隣の木村屋でランチできたのでそれはそれでヨシでした。
余談ですが、木村屋さんのカフェのサービスはホスピタリティに溢れていてとても心地よいひとときでした。
心地よさのポイントは「タイミング」だと思います。
そしてそのタイミングの良さはやはり「よく見る。気に掛ける。」というような慮る能力なのではないかと思います。
私も相対する人に対する慮る能力を磨いていきたいですね。
いつも思いますがミキモト本店の企画展は魅せます。
新しいアイディアが満載で会場は広くはありませんが魅了されますね。
今回の新しい試みはLINEの活用、白紙に映し出される映像でした。
去年三菱一号館にて開催された「ショーメ展」でもLINEが活用されていました。
LINEを使っている方はとても多いし、美術展などでもどんどん活用してほしいですね。
この白紙を指定された場所に置くと
映像が映し出され、選別している人の目線で見ている感覚になります。
今回はデザイン、クラフツマン(作り)、パールネックレスの調和(連相)の3点についての展示でした。
一番「おおっ!」と思ったのはパールネックレスの調和として真珠の選別を説明しているブース。
展示の真珠がすべてとても美しい。かなり高クオリティの真珠たちです。
展示用は本物の真珠であっても「商品にならないレベル」のものが多かったりします。
「展示用だから」と「それなり」のもので間に合わせない所がさすがだなぁ、と思いました。
いいものを見ていると、そうでないものを見た時と自然と違いがわかるようになります。
随分と大人になりましたが、いいものを見て体験して「五感の記憶」をこれからも育てていきたいですね。
パールネックレスの調和で「連相」という言葉が出てきましたが、この言葉ご存知でしょうか。
真珠はペンダントや指輪など1粒だけ使うジュエリーであればその1粒だけが美しければいいのです。
しかし、50数粒の真珠からできるネックレスなどは真珠1粒1粒の品質だけではなく「連相」という全体の評価基準も追加されます。
この「揃える」実はとても大変な事なんです。
真珠は「白くて丸いもの」というイメージがありますが、色も形も実は個性的。
イヤリング用に2つ揃えるのも意外と難しい。
そして美しいとされるものほど個性が際立ち、揃えるのが困難です。
色、形、テリなどを揃えるためには膨大な数の真珠が必要です。
そしてそれを見分ける「目」も必要です。
この他にもパールネックレスを組むには色々と決まりがあります。
その決まりを高い完成度で守ると、とても自然で美しいパールネックレスが出来上がります。
美しい、というのは完成度が高いことなんだぁ。と改めて感じてしまいますね。
お手持ちのパールネックレス「連相」に注目して見てみるとまた違った魅力を感じられるかもしれません。
ぜひご覧になってみてくださいね。
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