先日お納めしたジュエリーリフォームをご紹介いたします。
当初はお手持ちのダイアモンドをお預かりして以前からご検討いただいていたイヤーカフにお仕立てする予定でした。

デザイン修正などの打合せ途中でご依頼主さまから追加のリクエストがありました。
「生前、母が愛用していた指輪をこのイヤーカフの材料として使うことはできるでしょうか?」

ポンデュプレジールではジュエリーリフォームの際、土台(貴金属)を材料使用することができます。
ただ、この方法には条件があります。

①不足した場合追加できるよう、ジュエリーの材料として一般的な素材や純度であること(K18YG、Pt900)
②それ以外の素材の場合はご提供いただける素材だけで制作可能な量があること。

今回のお母さまの指輪はPt950で①の条件からは外れます。
しかし、ボリュームのしっかりとした指輪でイヤーカフの材料として十分な量がありましたのでお受けすることができました。

これまでご自分のものを必要以上にあまり購入されなかった、というお母さま。
数年前に思い立って購入された指輪だそうです。
折角ならこの指輪を毎日でも着けたいと思うジュエリーに作り替えて着けたいです。とのことでした。

イヤーカフとして、そしてピンキーリングとして沢山色々なシーンでご愛用いただければ幸いです。

「ジュエリーリフォーム」というとメイン宝石を別の土台へ移し替えるだけのご提案をされる店舗もあります。
個人的に、というかポンデュプレジールでは次の世代へ繋ぐのは決して宝石だけではないと思っております。

「このジュエリーには価値がある」と第三者の換金価値で判断してはいけません。
そのジュエリーにはご本人にとって第三者が想像していなかったパーソナルな思い出(価値)があるかもしれません。

大きな会社、店舗ではないからこそ、お一人お一人の想いを大切にしていけたらと思います。
引っかかりがないよう、イヤーカフの腕部分のダイアモンドは堀留にしました。
メンテナンスしていただきながら、更に次の世代のお嬢さまにもご愛用いただけるジュエリーになれたらとても嬉しいです。

ご利用ありがとうございました。

無理のない所から継続的に息の長い支援を。
これからはお裾分けの気持ちで
みんなに優しい世界へ。
その小さな一歩をポンデュプレジールから。

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