今週は私用がありまして伊勢志摩の実家に戻っておりました。
火曜日夜のゆるライブ「くつろぐ夜にジュエリーを」は安定した回線確保が困難と判断しましたのでおやすみさせていただきました。

実家で母が作ってくれた「手こね寿司」


伊勢志摩の郷土料理です。
伊勢志摩にご旅行に来られた方はご存知かもしれませんね。
鰹の漬けを入れたちらし寿司のようなもので漁師町の家庭料理です。

外食で食べるもの、というより各家庭それぞれの味があり、私は外食で食べるよりも母の手こね寿司が一番好きです。
「うちの味が一番」とみんなが思っている、そんな温かみのある料理です。

いつでも食べたいと言えば作ってくれた家庭料理でしたが、昨年の母の体調不良で「もう食べられないかもしれないな」と思っていました。
ですから、再び食べられるということは一流レストランでの外食よりも私にとって価値があります。

ジュエリーもそうなんですよね。
第三者が感じる価値とあなた自身が感じる価値。
どちらも大切で優劣のつけられるものではありません。

どちらかに偏るのはプロではないと思っています。
そのバランスを大切に皆さまに「ジュエリーのことなら」と思い出していただけるジュエラーとして歩んでいきたいと思います。


伊勢志摩で出会った美しい夕景。
まだまだ暑い日が続いていますが17時を過ぎればあっと言う間に暗くなりますよね。
まさに「秋の日はつるべ落とし」です。
久しぶりに見た気がして「いつでも見られると思っていたけれどきっとそうじゃないよね。」とありがたみを感じました。

当たり前のことなんか一つもない。と年を重ねるごとに思います。
一つ一つを大切に、ジュエリーやお客さま、そして出会う全てに向き合っていきたいです。


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