3月11日から11年です。
幸か不幸か私は記憶力がいいです。
良い事も悪い事もまるで録画したかのように覚えていることが多いです。
そんな中でも特に2011年3月11日の事は覚えています。
三重県にもいつ大きな地震がきてもおかしくない。とは思いつつも
この震災に限らず、どんな事を書いても偽善になりそうな気がして何も書けません。
今日は2011年9月12日に投稿したブログを再投稿します。
今回で10回目です。
仙台で震災を体験された佐藤氏のセミナーに関するブログです。
体験した方だけが持つ言葉の重み。
あの素晴らしいお話を沢山の方に知って頂きたくて今年も投稿します。
こんにちは。ジュエリーコーディネーターの橋本佳代です。
先日の9月1日-3日まで開催されたJJF(ジャパンジュエリーフェア) ジュエリーコーディネーター部会長(当時) 「東日本大震災におけるジュエリーの果たした役割~被災地の実例から学ぶ~」 佐藤氏のサロンは仙台市内にあり、この震災で甚大な被害を被りました。 実体験として ・顧客データに残されていた指輪の刻印が身元判明の決め手となった 途中、声が震えたり、言葉につまる場面もありました。 被災からまだ時間が経過していないうちに体験をお話されるのは非常に辛いことだと思います。 「ジュエリーは決して贅沢品や嗜好品ではなく、生活文化に根ざしたものである」 私がテーマとしている 震災後、ブライダルが好調でなんだか「絆ビジネス」が広がりつつあるのが、へそ曲がりな私は最近ちょっと嫌です。 流行ったらそこに飛びつくという傾向があまり好きになれません。 今更「絆」を強調せずとも、以前から大切にしていた所はこれからも大切にしていくだろうし 毎年、春と秋には新しいたくさんのジュエリーコーディネーターが誕生します。 佐藤氏の今回のセミナーはJC機関誌53号にも掲載されていますので、お持ちの方はぜひ読んでいただきたいと思います。 |
沢山の命が失われた日ではありますが、新しく命が生まれた日でもあります。
今日は哀しいだけの日ではありません。希望に満ちた日でもあります。
2021年、一昨年から続く暗いニュースはまだまだ明るい出口が見えていません。
なんだか暗く窮屈に感じてしまう時には「美しいもの」
理屈ではなく、本能でただただ素直に「きれいだなぁ」と思うものを見て、身に着けて少しだけもホッとしてほしい。と思います。
美しいものは心を豊かにする「使用価値」があります。
豊かな心は明日への希望を育てます。
「美しいもの」をご提供することによって
少しでも皆様が心豊かになるお手伝いができればと考えています。
ジュエリーができること、ジュエリーにしかできないこと。
それをいつも胸に
お客さまとジュエリーを繋ぐ「架け橋」でありたいと思います。
※ポンデュプレジールは「歓びの架け橋」という意味です。